雑記/2007-11-4

最終更新時間:2007年11月05日 19時54分07秒

[公開:any]

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ラジコン用バッテリー放電器

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先日の雑記で安定化電源のテストのための電子負荷装置をどうするか(作るか)で悩んでいたのですが、ラジコン用のバッテリー放電器があったのを思い出しました。
最近は、ラジコン用充電器に放電器が組み込まれているので、単体の放電器はお蔵入りしていました。

DSC00960.jpg

これは、京商製のデジタルパワーコンディショナーという放電器で1〜8セルのラジコン用バッテリーを1〜30Aの定電流放電を行い、放電時間からバッテリー容量を表示したり、平均放電電圧を表示して、バッテリーの状態(コンディション)を確認したりする機能を持っています。

つまり、1.2〜9.6Vまでの電源で1〜30Aまでの電子負荷として使うことができます。電圧範囲は、チョット中途半端で電流は大きすぎますが。

どんな仕組みだろう?・・と中を見てみると、固定されていない小さなプラステックの黒い箱があります。
中身を見てみると、電源回路?????

DSC00961.jpg

なんとなく思い出しました。これって、もともとは006P電池専用だったのですが、電池の減りがあまりにも早いので、外部電源で動くように改造したものでした。10年近く前のこのなのですっかり忘れています。
逆接続防止のブリッジと3端子レギュレータで9Vに安定化して、いざというときは、乾電池が使えるように006P用電池コネクタで接続してあるようです。

とりあえず、テストで動作させてみると、問題なく使えます。
ただ、恐ろしいことに気がつきました。

DSC00963.jpg

これは、5Vの電源を負荷として接続した状態ですが、放電器の電源を入れるだけで、100mA近くも電流が流れています。つまり、バッテリーを接続するだけでかなりの電流が流れるということです。

古い機械なので故障している可能性もありますが、もし、これが正常ということならば、放電完了後にバッテリーをはずさずに放置するとバッテリーにダメージを与えかねません。

・・・・とここまで考えて、仕様とおり006P電池を使えば、バッテリーにダメージを与える前に電池切れになると気がつきました。

やっぱり改造は良くないのかな。

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