PICライターPICKit2

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[電子工作/PIC]
[PIC,PICKit2,PICライター]

origin 2007-10-05
fix 2008-06-07
fix 2013-11-15


  • PICKit2のキャリプレーションについて追記しました。(2013-11-15)

 AKI-PICプログラマー

ずっと前に使っていたのが秋月電子で買ったAKI-PICプログラマー。多分Ver.3だと思いますが、現在は行方不明です。当時、このキット以外はとんでもなく高いライターばかりで、多くの人がこのキットにお世話になったと思います。
7年ほど前の引越し前まではあったのですが、見つかりません。すてた記憶はないので、倉庫の奥のダンボールの中にあると思います。

現在の秋月電子も、同じシリーズでAKI-PICプログラマーを売っています。写真で見ると記憶にあるものよりすっきりとした基板で使いやすそうです。

・・が、今回PICによる電子工作を再開するために調べたのですが、Ver.3.5では残念ながらPIC16F88等の新しいPICに対応せず、Ver.4を追加?してなおかつ多少の改造がいるようです。

 PICKit2

インターネットで調べたところ、PICライターとして評判がよかったのが、このPICKit2です。マイクロチップ社純正ということで、ほとんどのPICへの書き込みをサポートしています。また、USB接続なので、ノートパソコンなどのシリアルポートやパラレルポートが搭載されないPCからも利用可能です。
マイクロチップ社から通販で購入できます。購入したのは"PICkit2 Debug Express"という製品で、PICKit2本体とデモ基板がセットになったものです。値段は、49.99ドルに送料15ドル、合計67.45ドルとなりました。送料は高く感じますが、製品は手ごろな価格だと思います。購入の手続きしてから4日で海外から届きました。

DSC00868.jpg

付属のデモ基板は、44ピンフラットパッケージのPIC16F887が搭載されています。そのほか、LEDやタクトスイッチ、AD変換ポートにつながれた可変抵抗が実装され、プログラムを勉強するのに便利な構成となっています。・・でも、一回も使っていません。

DSC00869.jpg

また、PICKit2の便利なところは、USBバスパワーによるターゲットへの電源供給が付属の書き込みソフトウェアで電圧調整[1]も含めて制御できることです。つまり、USBの許容電流以内のターゲットは、別電源なしで開発テストが可能です。

image015.png

  • [1]ただし、最大電圧はUSBの電圧となるため5Vとなっている。

 書き込みボード

PICKit2は、たくさんの種類のPICをサポートしています。使う予定のPICは18ピンと8ピンですが、PICNICで使用している40ピンのPIC16F877Aもプログラム変更できるように、書き込みボードを作成しました。ヘッダピンとZIFソケットの組み合わせで、8,14,18,20,40ピンに対応させています。

DSC00865.jpg

 ICSP書き込み

6ピンの接続コードを作成して、ブレットボード上でICSP書き込みができるようにしています。この状態でもUSBの電源容量が足りていればPICKit2から電源が供給できますので、書き込み→テストランがソフトウェアから制御できます。

DSC00866.jpg

 ファームウェアアップデート

2008-06-07追記

PC環境の再構築に伴って、PICKit2の書き込みソフトウェアのPICKit2 v2.50.02をインストールしてみるとファームウェアのアップデートメッセージが出ました。

PICKit2ファームウェアアップデート1

アップデートを実行します。

PICKit2ファームウェアアップデート2

正常に接続されました。

PICKit2ファームウェアアップデート3

 PICKit2のキャリブレーション

2013-11-15

 デバイスの認識が不安定なPICKit2を我慢して使ってきましたが、ついにデバイスをまったく認識しなくなりました。どのPICをつないでも自動検出せず、手動にて設定してもREAD、WRITEに失敗します。なお、PCとのUSB接続は問題なく、PICKit2のアプリは、PICKit2を検出できています。PICKit2と対象デバイスの間が異常となっているようです。
 PICKit2付属のソフトウェア(PICKit2 Programmer)でトラブルシュート機能で、PICKit2の電圧を測定してみるとVPPの12V系が異常となっています。実は、この直前にPICKit2のICSPで接続を間違えたこともあり、完全に故障したと思っていました。
 アプリのメニューを見ていると「Calibrate VDD & Set Unit ID...」というメニュを見つけました。

pickit2_cal_menu.png

 VDDを測定してキャリブレーションするみたいです。

pickit2_cal_1.png

 テスターで実測すると4.16Vでした。小数点以下3桁まで求められますが、4.16と入力してCalibrateボタンを押します。するとキャリブレーション成功と表示されます。
 
pickit2_cal_2.pngpickit2_cal_3.png

 もう一度、Toolsメニューのトラブルシュートで、電圧を測っていくと、VPPの12V系も正常範囲内となり、Test Passedとなります。

 PICKit2にPICデバイスをつないで見るとPICを自動認識します。読み込み、書き込みとも正常になりました。MPLABからの書き込みも失敗することがなくなりました。

 ここ2年ほど、デバイスの認識が安定しなかったのですが、VDDの内部保存値と実際値の誤差が大きくなって不安定になっていたようです。秋月電子にPICKit3を発注する直前だったのですが、もうすこし、PICKit2を使うことにします。

 
 


 
 


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