{{publish any}} !header MAX038のオシレータキットの続きです。周波数カウンタ機能、周波数レンジ切り替え機能、波形選択機能をプログラミングしたPIC24をブレットボードから、ちゃんとした基板(とはいってもユニバーサル基板ね)に作ります。 !body [水魚堂さんの回路図エディタBSch3V|http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm]を使って回路図を作ってみました。 リレードライブのためにトランジスタアレイ(TD62003APG)を使用します。この部分は、3-8デコーダなどのロジックを入れるとPICのIOピンにも余裕ができるのですが、手持ちがないのでこういう接続になっています。 {{image function_gene3.png,,,size:98%}} オシレータキットのオペアンプ出力は、BNC出力とするため、周波数カウンタへの入力は、MAX038の出力そのままを接続します。そのため、高い周波数での振幅が足りずに周波数カウンタが誤カウントするのを防ぐためにアンプを1段入れることにします。 回路図右上に書いてあるFETを使ったアンプとCMOSインバータICの74HCU04を使ったアンプの比較を行いました。 {{image DSC00986.jpg,,,size:50%}} 20MHz程度までなら、どちらでも差が無いため、部品点数の減らせる74HCU04を使用したアンプとすることにしました。 ユニバーサル基板を使って製作します。 {{image DSC00993.jpg,,,size:50%}} 完成したら早速、オシレータキットと接続して機能試験を行います。 {{image DSC00996.jpg,,,size:50%}} リレーを切り替えるとたまにPICがリセットしたり、スイッチ入力の誤検出が発生するようです。リレーが切れるときのサージが影響しているようです。回路図にはありませんが、すべてのリレーにサージ吸収用のダイオードを追加したら正常になりました。 $$$その後、TD62003のデータシート見てみると、誘導負荷のサージ吸収用ダイオード内蔵と書いてあるのを発見。ということで、リレーにダイオードをつけずに、TD62003のCOMMON(9番ピン)をVCCにつなげばOKのようですね。(2007-11-20追記)$$$ あとは、一番手間のかかるケースの加工が残っています。