最終更新時間:2007年11月22日 15時49分05秒
[公開:any]
以前、実験用電源の製作を検討したのですが、電源(イヤ、電源といっても3端子レギュレータで作る簡単なヤツね)作るなら「電子負荷装置」が先だろうと・・・計画を先延ばしにしていたのですが、そろそろ取り掛かることにします。
まず、電子負荷装置には、負荷電流が読めないと意味が無いと思うので電流計を用意することにします。PICを使った電流計の製作でも簡単に実現できますが、もチョット手抜きバージョンを考えます。
・・ということで、倉庫を1時間近く探して取り出したのはコレ。
そう。秋月電子の温度計キットです。今も秋月電子で電圧計や温度計のキットとして販売されているハリス社のICL7137を使ったものです。・・と秋月電子のホームページ見てみると現在は、LCD専用のICL7136を使ったものしかないようです。
写真じゃわかりにくいかもしれませんが、同じキットが2段に連結されていてセンサーも2個あります。
これは、10年近く前のPCのCPUクロックアップにはまっていた頃に温度をリアルタイムで監視するためにPCケース内に内蔵していたものです。当時、teckram(スペル自信なし。テクラム社ね)のSMPマザーにセレロンの300MHzを2個搭載して、ベースクロックをあげて450MHz駆動していたCPU温度を監視するために使ったものです。
このPCにLinux入れて(当時は、Kondara/GNUをつかってたな)カーネル(当然SMP対応カーネルね)のコンパイル速度を友人と競ってました。
で、同時にこんなもんも見つけました。同じキットで手付かずの新品ですね。^^;
そのほか、単品のICL7137も出てきました。なんに使うつもりだったんだろう。→自分。
とりあえず電源つないで動作させて見ます。
それらしい温度を表示します。・・・・・イヤ、温度じゃなくて電流を測りたいんだけどね。
出てきた新品のキットに付属のマニュアル(ペラ紙マニュアル)は、電圧計と温度計の共通マニュアルになっているので、参照しながら、とりあえず1台を電圧計に回路修正します。
最大200mV、最小分解能0.1mVの電圧計が出来ました。なんか、表示が安定しないけど大丈夫かな。^^;
これで電流を計りたいところに電流検出抵抗(シャント抵抗)をつないで、この抵抗の両端の電圧を計れば電流計として利用できます。(と思う。)