{{publish any}} !header カシオ製ネームランドの電源直結改造 !body たまーに使うカシオ製のネームランド。 最近のはどうかしらないけれど、これは充電式バッテリーで動作するようになっています。使おうとすると、たいがいバッテリー切れで役に立ちません。充電器も100mA程度流せるACアダプターで充電時間が8時間近くかかります。 {{image DSC00954.jpg,,,size:50%}} 裏蓋をあけてバッテリーを取り出します。5セルのニッカド電池がシリアル接続されてパックされた電池です。テスターで電圧を計ると、開放電圧で4V弱。・・ということは、1セル死んでる可能性が高いです。 {{image DSC00955.jpg,,,size:50%}} 一応、死んだセルが復活するかもしれないので、ラジコン用充電器で、1A程度の急速充電をかけてみましたが、復活する気配はありませんでした。 (注:危険だけど、過去、これでコードレス電話のニッカドを復活させたことアリ) 新品の電池をかっても、たまにしか使わないのならバッテリーが死んでしまう可能性が高いので、本体を改造して直接電源をつなげるようにしたほうが便利です。 ということで、ケースを開けて中を見てみます。 DC入力プラグから充電回路を経てバッテリーに繋がっているようです。回路を調べてからと思いましたが、この基板が面倒な取り付けになっていて、簡単にはできません。 {{image DSC00956.jpg,,,size:50%}} メンドーなので、DC入力の配線をバッテリー接続端子に接続することにしました。本来なら、ブリッジなどによる極性保護と安定化回路なんかを組み込んだほうが良いのですが、スペースに余裕が無いのでダイレクト接続です。 {{image DSC00957.jpg,,,size:50%}} 5セルのニッカドなので、5 x 1.2 = 6.0V以上の電圧が必要です。 最初、6.2V、480mAのACアダプタを使ってみたところ、電源は入るのですが、印刷を始めると電圧不足で電源が落ちてしまいます。印刷にはかなりの電流が流れるようです。 最終的に、8.9V 1000mAのACアダプタを接続して無事に動作させることができました。