{{category 電子工作/PIC}} {{tag PIC,mikroC,PICKit2}} >>origin 2007-09-30 >>addition 2008-03-10 ---- !!MPLAB PICマイコンの開発用統合環境としてmicrochip社純正で"MPLAB IDE"が利用できます。しかし、このツールの開発言語は、基本的にアセンブラのみとなっています。 最近のバージョンからは、HI−TECH社のPIC−Lite Cコンパイラが同時にインストールされるようですが、対応するPICが限定されるようです。 10年ほど前は、秋月電子で購入したAKI-PICでPIC16C84やPIC16F84を使ってアセンブラを利用していましたが、いまさらあのややこしいアセンブラでやり直す気がしません。 ということで、C言語による開発環境を構築します。 !!mikroC Cコンパイラを探しているときに、この[mikroC|http://www.mikroe.com/en/compilers/mikroc/pic/]を見つけました。デモ版がダウンロードできるようなので、早速使ってみました。 統合環境は、非常にすばらしい出来です。デモ版といえでもHEX出力が2Kワードに制限されるのみで、たくさんのライブラリが使用できます。これを使ってしまうともう、アセンブラには戻れません。特に、Visual StudioやEclipseなどのWindowsで使う統合開発環境と同じようにエディット画面でコード補完されることが気に入りました。 {{image image014.png}} また、レジスタが変にマスクされず、アセンブラで値をセットするように扱えることも便利です。データシートを読んで簡単にレジスタを書き換えることができます。 %%以下、追記(2008-03-10)%% 付属のPICへの書き込みソフトウェアは、マイクロチップ社純正のPICライターのpickit-2に対応していませんが、pickit-2の付属ソフトウェアがHEXファイル更新時自動書き込みに対応しているので、設定しておけばmikroCで普通にコンパイルすると自動的にPICへ書き込んでくれます。 {{image pickit2_auto_write.PNG,,,size:99%}}