{{publish any}} {{category 電子工作/グッズ}} >>origin 2008-03-14 ---- スバルエンジニアリング株式会社製のワイヤーストリッパーです。 普通のペンチタイプのストリッパーとは、かけ離れた形状です。マルツ電波で500円程度で購入しました。 {{image DSC01551.jpg,,,size:50%}} 使用方法は、2箇所の穴のどちらかにワイヤーを差し込んで両サイドのノブを閉じるとカッターナイフの刃が被服を切り込みます。この状態でワイヤーを引く抜くと被服を剥くことが出来ます。普通のストリッパーより力が要らず、また、刃が鋭利なので、きれいに被服がカットされます。 {{image DSC01561.jpg,,,size:48%}}{{image DSC01555.jpg,,,size:48%}} 本体にマイナスドライバーでまわすノブ(つまみ)があって、このノブを取り替えたり、止める位置によってストリップするワイヤーの太さに合わせるようになっています。 要するに、このノブを調整することにより左右の刃の隙間が調整でき、この隙間がワイヤーの芯線(導体)に対応しています。 私が通常使う、AWG28とAWG26は、つまみ(12)で数字がさかさまになった状態で対応できています。なれてくると、太目のワイヤーも差し込んで軽く刃を当ててくるくる回せば、被服だけに切れ目を入れて芯線に傷をつけることなくストリップ出来るようになります。 {{image DSC01557.jpg,,,size:48%}}{{image DSC01558.jpg,,,size:48%}} パッケージには、太目のワイヤーに対応したつまみ(34)と、予備の刃が入っています。 {{image DSC01556.jpg,,,size:50%}} 刃は見てのとおりカッターナイフの刃を折ったものだと思われます。つまり予備はいくらでも用意できそうです。なお、1年近く使用していますが、一度も刃を交換したことはありません。AWG28程度の細いワイヤーをストリップしている限りは、刃が欠けることは稀だと思われます。 {{image DSC01559.jpg,,,size:50%}} 単純な、構造ですがかなりの優れものです。欲を言えば対応するワイヤーの太さを変えるノブ(つまみ)が文字通り指でつまんでまわせる構造だとさらに便利だと思います。