同軸切替器の製作

最終更新時間:2021年09月18日 20時02分04秒

[公開:any]

[電子工作/アマチュア無線]
[アンテナ]

origin 2021-09-18


 無線機などの製作中にアンテナと信号発生器を切り替えることは良くあります。同軸コネクタの付け替えはBNCコネクタでも回数が多いと面倒になります。市販の同軸切替器/同軸切換器(アンテナ切替器)もありますが、高価なのでもったいないです。市販のトグルスイッチを使って同軸切替器を作ってみました。
 スイッチは、秋月電子で1個90円で購入した2回路2接点のトグルスイッチ(型番:ST-1061)です。定格開閉電圧は250V/3Aとあります。受信信号の切り替えのみで送信時の切り替えには利用しないので接点容量的には問題ないと思います。


 ダイキャストのアルミケースにBNCコネクタとスイッチをとりつけて0.5mmのスズメッキ線で配線しました。トグルスイッチの倒れた方向につながるように配線はクロスしています。特に高周波的なことは考えず、接地側もケースを介して接続しました。


 スペアナで左右の挿入損失を見てみました。100MHzでも1dBまではいきません。左右ともほぼ同じ特性です。


 アイソレーション(下左画像)は、50MHzで36dBとなりました。アンテナ入力レベルの信号を切り替えるには問題ないと判断しました。ただ、送信信号はこれで切り替えるのは無理です。
 リターンロス(下右画像)から、50MHz以下はSWR1.5以下となりました。これも送信しないので問題はないと思います。


 参考までに、市販の切替器も見てみました。ダイヤモンド社のCX310Aという3回路の切替器です。普段はアンテナの切り替えに利用しています。100MHzまでの挿入損失(下左画像)とアイソレーション(下右画像)です。さすが市販品です。挿入損失は0.1dBでアイソレーションも70dB以上取れます。


 500MHzまでの挿入損失を見てみました。製作したもの(下左画像)とCX310A(下右画像)です。製作したものもアンテナ入力信号の切り替え程度なら150MHzまでは使えそうです。


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